へたのヨコ釣り北海道日誌【muragonバージョン】

北海道石狩市に住む釣り人の釣行記

俺の親父を少し真似する俺

hojo
俺の親父って・・なんて言うのかな~?
嘘つき・借金王・見栄っ張り・八方美人・・・・
最近お袋から聞いたのだけど、俺が小学校4年生の時正式に離婚したみたいなんだ。
俺達兄弟二人はそんなこと知る由もなく、親父も家を出入りして俺達にいつも大風呂敷を広げるって言うのかな?とにかく嘘でも本当でも自慢話みたいな事を言う。

「明日キャンプに行くから用意してろよ」と言いつつも、家に来ないこともざらにあった・・。後日家に来てもその約束すら親父は覚えてない、いや、約束なんてしてないって親父は言う。

お袋は「おとうさんの言うことを鵜呑みにしちゃだめよ」と俺達にいつも言っていた。

言い方が汚いが正直俺は親父のことを「一番死んで欲しい人」とまで思っていた。

泳ぎや、スキーが上手だった親父に何度か海水浴やスキー場に連れて行って貰ったが、親父は遊ばせてくれるのでは無く、泳ぎや滑りを怒りながら俺達に教え込もうとする、だから俺達は楽しくなかった。

ただ釣りをしている親父はなんか違った。
今でも鮮明に覚えているが小学校2年生の時、石狩での海水浴に釣れて行ってもらった。
親父は投げ釣りをしてカレイをバンバン揚げていた。今では信じられないけど、あの頃は夏でもバンバン魚が釣れた。
小樽に海水浴行った時も親父はゴムボートに乗りオールで漕ぎ見えなくなる位沖まで行って釣りをした。ボートの床が見えない程カレイを持って帰ってきた。
その時は親父ってかっこいいと思えた。
お袋もそのカレイをから揚げにしてくれた。骨が刺さるのが嫌で魚を食べたくなかった俺だったが、カリカリに揚がっているカレイのから揚げは最高に美味しかった。
しかも、親父が釣り上げて、お袋が料理して、始めて親父とお袋のコンビネーションみたいな事を子供ながら実感した。


数年が経ち、俺も「親父」になっていた。
子供と釣りに行き、かっこいい所を見せなきゃと思いつつも釣れない・・・・。

昨年の秋に日帰りで焼尻島に家族5人で行った、勿論観光メインだがここぞとばかりに釣りを楽しんでもらおうと、5人分の竿とリールを持参した。みんなで穴釣りをし、釣果はというと・・・・娘に負けていた・・・。

あの時の親父の様には中々いかない、嫌いだったけど親父ってすごかったんだなと最近思い出す。
だから多分、俺は釣りが好きになったのかなぁ・・・・。

子供は親に育てられる。
けども、父親としての成長も子供に育てられている。

何故か俺は子供と向き合う時目線の高さを合わせてる・・・。

そんな親父が俺に居たからなのか、俺が未だに子供だからか、
本当の理由は子供に嫌われたくないのでしょう・・・。

そんな気がしてなりません。


俺の親父は現在行方不明・・・・





殆ど娘達が釣り上げたガヤとフェリーから眺めた天売島と焼尻島